2012年08月23日
「脇野の大念仏」を奉納しました。
8月21日は恒例の脇野の夏祭りです。平成14年から夏祭り開演前に佐賀県重要無形民俗文化財指定の「脇野の大念仏」を奉納しました。ちなみに、写真はうちの母さんが撮ってくれたショットです。小生は笛の担当で、広報も兼務です。
佐賀大学の元教授、米倉先生の談によると三段構成になっているシナリオが典型的な信仰形態の体を成していると指摘、それは、まず最初の一段目、静かに怨霊を迎える所作、二段目は怨霊を鎮魂し同化させる所作、三段目は祈願成就の喜びと感謝の所作、
つまり、神事で言う一段目の降神、二段目の祝詞奏上などの中心を成す所作、三段目の昇神で神をもとにお帰りいただく所作なんですね。
カットは丁度二段目頃のショットです。
これから、最後のまくりと言われる祈願成就の喜びを表すアップテンポの笛囃しが入り、舞手は右転、佐転し限りない喜びと感謝の所作で約、25分から30分の所要時間を費やし終了します。
かつては山代郷にはたくさんの大念仏があり、里の青幡神社に奉納する例がありました。
「脇野の大念仏」は近年、2回の伝承式を経て20歳代の後継者を得て伝承保存活動に頑張っています。
佐賀大学の元教授、米倉先生の談によると三段構成になっているシナリオが典型的な信仰形態の体を成していると指摘、それは、まず最初の一段目、静かに怨霊を迎える所作、二段目は怨霊を鎮魂し同化させる所作、三段目は祈願成就の喜びと感謝の所作、
つまり、神事で言う一段目の降神、二段目の祝詞奏上などの中心を成す所作、三段目の昇神で神をもとにお帰りいただく所作なんですね。
カットは丁度二段目頃のショットです。
これから、最後のまくりと言われる祈願成就の喜びを表すアップテンポの笛囃しが入り、舞手は右転、佐転し限りない喜びと感謝の所作で約、25分から30分の所要時間を費やし終了します。
かつては山代郷にはたくさんの大念仏があり、里の青幡神社に奉納する例がありました。
「脇野の大念仏」は近年、2回の伝承式を経て20歳代の後継者を得て伝承保存活動に頑張っています。